主婦と生活社
監修/金谷節子
辰己雅子
撮影/宮濱裕美子
イラスト/得地直美
調理・スタイリング/サゴイシオリ
小さい子どもの母親として、さまざまなことを考えました。
情報が少なくて、不安でどうしようもないころ、自分に何ができるかを考えたら、
食事がいちばん身近な方法でした。
元々、免疫力をつけてなにごとにも動じない丈夫なからだをつくろう、
というのが、私の子育てのテーマでもあり、
免疫力アップは放射能にも大切だと思っています。
栄養学で名が知られている金谷先生の「放射能に対する食事法」は、
例えば「ストロンチウムはカルシウムと構造が似ているから、カルシウム不足だと取り込まれやすい。だから、万が一体内に入ってしまったら、排出されるようにカルシウムをたくさん取っておこう」という考え方。
科学的な根拠など賛否両論ありますが、
丈夫なからだを作ることのデメリットなんてない。
それなら、摂るべき栄養素は何なのか、
その栄養素を効率的に摂るために日々無理なく続けられる食事はどんなものなのか。
そんなレシピが55点掲載されています。
まだまだわからないことだらけの放射能。
いろんな考え方があるし、何を優先するか、それで本当に後悔しないのかなんて、
自分で考えて決めるしかないんですよね。
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